はじめに
CPAP治療から約1年半。お医者さんから
「睡眠時無呼吸の症状は治っているので、治療をやめて大丈夫です」
との診断を受け、通院治療を終了しました。
自身でトライ&エラーを繰り返しながら、自分で治療改善を行ってきた結果です。
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僕は、2015年12月の簡易検査で睡眠時無呼吸症候群の疑いが濃厚となり、
2016年3月に精密検査を行った結果、
「中度〜重度の睡眠時無呼吸症候群」
との診断を受けました。
そして2016年4月からCPAPを使った睡眠時無呼吸症候群の治療をスタートし、
2017年8月21日の診察(前回の1泊入院でのCPAP無しでの入院検査結果を受け)において、
「CPAPも必要なく、このまま治療を続けなくて良い」
との診断を受けました。
治療開始から約1年半でCPAPから解放され、月1回の結果を聞きに行くだけの診察(5000円程度の費用も必要)ももう必要なくなりました。
CPAPを使って寝ている間は当然、症状はある程度改善します。
(人によっては改善しない場合もあるそうです)
治療を初めてから1年ほどはCPAPをちゃんと毎晩使って治療を続けました。
月に一度のCPAPのデータを見ながらの診断では毎回「症状は収まっていますね」と言われました。
CPAPをつけているのだから、あたりまえといえばあたりまえです。
ただ、体感として根本的な改善は見らませんでした。
「このままこの先ずっとCPAPをつけて寝るのか、、、、」
と思うと、気が重くなりました。
いろいろな環境の変化もあったことから、お医者さんの言うがままにCPAPで治療するだけではなく、睡眠改善や生活改善を行うことで、睡眠時無呼吸症候群の症状は改善するのではないかと、ふと思い立ちました。
思い立ったが吉日。
その日からいろんなことをトライ&エラーで実践してきた結果、通院での治療を終えることができました。
なぜこのサイトを作ったのか
睡眠時無呼吸症候群が一般的に知られるようになったのは、ここ4、5年ぐらいの事ではないかと思います。
ただ、「第5の成人病」とまで言われるようにまでなってきた命にも関わるような深刻な病気であることは、まだあまり認識がされていないようです。
睡眠時無呼吸症候群の国内患者数は約20万人にのぼりますが、本人が睡眠時無呼吸症候群であると自覚していない潜在患者数は200~300万人以上にのぼると推計されています。
引用 : 市田商店WEBサイト
上記のように、潜在患者数も多く、自身でも気がついていない方もたくさんいらっしゃる病気です。
睡眠時無呼吸症候群は、夜ちゃんと眠れない、というとても辛い病気ですが、僕は自分のこれまでの生活や食事、さらには人としての考え方や生き方、人間関係まで見直すいい機会をもらったと今となっては思います。
睡眠時無呼吸症候群は、生まれつきもった顎の形や顔の骨の形状、喉や鼻や気管などの問題など先天的なことが要因である場合と、いろんな病気がそうであるように、病気や辛い症状の原因は自身の生活や食事が問題である場合もあります。
(もちろん、そうでない病気もたくさんあります)
僕の場合も鼻腔が狭かったり、顎が小さいかったりという先天的なことが原因の一つではありました。
先天的な要因も外科的な手術や口腔外科だの治療などである程度取り除くことができますが、時間と費用がかかります。
生活や食事習慣、睡眠改善などは自身ですぐに実践できることばかりです。
このサイトは、実際に睡眠時無呼吸症候群で2年以上辛い思いをし、自身で治療改善を行い、治療を完了した本人が実体験をベースに書いています。
睡眠時無呼吸症候群の辛さは、なった人にしか分かりません。
その辛さがわかる故に、睡眠時無呼吸症候群で悩み苦しむ方々の治療改善に少しでもこのサイトがお役に立てれば、幸いです。
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