睡眠時無呼吸症候群治療を始める前に(治療までの流れと事前に確認するべきこと)

睡眠時無呼吸症候群かな?と思ったら


いびきがうるさい、睡眠中に何度も呼吸が止まる。

そういう症状に気がついたら、「ただの疲れだ」「ストレスだ」と思わずに、睡眠時無呼吸症候群をまず疑ってみることが重要です。

僕は人に指摘されてから、約2年ほど放置していました(泣)

寝ている間に息が止まる、という状態はよくよく考えれば普通の状態ではないのに、それほど重大なこととは捉えていませんでした。

寝ている間、無意識のうちに息を止めているなんて、こんな怖いことはないのに、、、(≧∀≦)

睡眠時無呼吸症候群治療スタートまでの流れ

睡眠時無呼吸症候群の疑いがあれば、まずはいびき計測アプリ、睡眠改善アプリで自分の睡眠を把握することをお勧めします。
アプリの結果を見ていびきが大きい、睡眠の質が悪い場合は、やはり病院に行ってちゃんと検査をすることをおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群の治療をお医者さんの指示ではじめるまでには、結構時間がかかるんです!!(≧∀≦)
(すでに治療中の方は、飛ばして読んでください)

※病院や先生によって治療の流れは多少異なるかと思いますので、僕の場合の例を記載します。

(1)睡眠時無呼吸症候群の疑いがある
自分で気がつくことは稀かと思います。
だいたいの場合、一緒に寝ている人や、旅行の宿泊先で
「いびきがうるさい」
「就寝時に息が止まっている」
などと指摘されて気がつくことが多いそうです。

(2)睡眠時無呼吸症候群の簡易検査
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査をさせてくれる病院はまだ少ないようです。
「睡眠外来」または「睡眠時無呼吸外来」のある耳鼻科や内科を以下のようなサイトから探し、
できるけ近所の病院に行くことをおすすめします。
あまり遠いと、後々、CPAP治療を始めた場合の定期診察(月1回)を受けに行くのがお億劫になり、
治療を途中でやめてしまう可能性が高くなるからです。
僕の場合は、自宅から800mの場所にあるとても良い内科を見つけました。
(地元でもとても評判の良いお医者さんです)

>「無呼吸なおそう.com」
>「あなたのいびきは睡眠時無呼吸症候群?」

「自宅での簡易検査ができるかどうか」を事前に聞いてみて、できるようならその病院でまず診察を受け、簡易検査をします。
自宅での簡易検査は、僕の場合、2日間でした。

> 自宅での簡易検査についての記事はこちら

(3)睡眠時無呼吸症候群の精密検査
簡易検査で睡眠時無呼吸症候群の疑いが高いという検査結果が出てそう診察された場合は、次に精密検査を行います。
僕の場合は最初にかかった病院が耳鼻咽喉科専門の病院ではなかったので、
近くの総合病院の耳鼻咽喉科の睡眠時無呼吸専門外来を紹介され、そこで2泊の精密検査入院をすることになりました。

簡易検査はあくまでも簡易検査だそうです。
自宅で医療関係者が見ていないところで、マニュアルのみを見て器具をつけて計測するので、当たり前といえば当たり前です。

精密検査1日目はいつも寝ているのと同じ状態で、体中に検査用の器具、配線をつけて寝ます。
僕の場合は1日目の検査で中度~重度の睡眠時無呼吸症候群との結果が出たので、続いて2日目、今度はCPAPをつけての検査を行いました。

>CPAP治療を受けるにはどうしたらいいの?

1日目と同じで体中に器具と配線をつけて、さらにCPAPを着用しての検査をしました。

(4)治療の開始
精密検査の結果を受けて治療にはCPAPを使うことになり、次回診察の際にCPAPを受け取りその日からCPAP治療を始めるようにとの指示がありました。

ここで大切なのは、CPAPを使わなくても治療が行える場合もあるのでは、ということです。
僕の場合は一刻でも早く症状から解放されたかったので、できるだけ早くCPAP治療を始めてもらいましたが、後から考えると、その前にもう少し他の
アプローチ(鼻のレーザー治療や、歯ぎしりや噛み合わせなどの口腔外科的なアプローチ)をしておけば良かったと、今となっては思います。

例えばレントゲンで喉や鼻の周りの撮影して状態を確認してもらったり、鼻腔を広げるためのレーザー治療をしたりした後で精密検査を
しても良かったのでは?と思っています。

もしCPAPの精密検査を受ける前の方がおられたら、対処療法でしかないCPAP治療を始めるその前に一度、外科的、口腔外科的なアプローチもしてみることをおすすめします。
CPAPを使用しなくても、鼻のレーザー治療だけで改善が見られるかもしれません。
僕の場合ですが、、、治療改善を自分で体感し始めた頃にCPAPをつけている方が眠れなくなったため、鼻のレーザー治療をしました。
レーザー治療をした後には、より改善効果が出ました。

>「鼻のレーザー治療をしました」

検査を始める前にやっておいていただきたいこと

正直なところ、治療を始める前も治療を開始した後も、こんなに大変な病気だとは思ってもみませんでした。

そして、治療がはじまると毎晩CPAPをつけて寝なくてはいけないかもしれません。

そうなる前に、通院を始める前に、
ご自身でで以下のことを先にチェックしてみることもお勧めします。

・鼻炎を治す
・鼻呼吸にする
・噛み合わせや歯ぎしり、顎関節症などの症状がないか確かめる
(睡眠時無呼吸症候群かもしれないと伝えるとスムーズ)
・口呼吸を止めて鼻呼吸できるようなグッズを使う
・枕を変えてみる
・横向きに寝る

これを1ヶ月ほど行ってみてから自宅での簡易検査をしてみると、案外症状が出ていなかったりするかもしれません(^^

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